みなさんいかがお過ごしですか?
どうも、ライフハック NEWS マガジン balance. 編集長のりーだー (@acreative00) です。
昨今、巷では〇〇ハラスメントという言葉も多様化し、職場での人間関係や責任の重圧に耐えかねて精神を患ってしまったり、悲しい結末を迎えるニュースは後を絶ちません。
私も上司や先輩が時折口にした「おまえの代わりはいくらでもいるんだぞ」という言葉に傷ついた経験もあります。
自分自身に直接向けられた言葉ではなくとも耳にした経験は、一度や二度あるかと思います。
とても愛のない言葉で、聞こえてくるだけで居た堪れない気分になりますよね、、、
この「おまえの代わりはいくらでもいるんだぞ」という言葉、実際にはどういう意味合いで言っているのでしょうか。それによって受け止め方も違ってきますよね。
今回お伝えする情報や知識・知恵の分かち合いは
「代わりはいくらでもいる」という言葉の矛盾と本質
あなたは「変わらなくていい」唯一無二の存在
と題して、もしも「おまえの代わりはいくらでもいる」と言われたり
実際に経験し傷ついて悩んでいる方の為に
少しでもお役立てになる情報を
みなさんと共有していきたいと思います。
最後までどうぞお付き合いくださいませ。
「代わりはいくらでもいる」という言葉の矛盾と本質
この言葉を耳にするとき、いつも一つの矛盾を感じます。だって結論を言えば、いくらでもいるなら言う前に代えてしまえばいいじゃないですか。
そうすれば、この言葉をいちいちイヤミのように発言する必要もありませんよね。
この言葉の本質は、実際には代わる人間が他にいないから生まれる言葉なんですよね。
事実、この言葉を聞いた後に代えられた人を私は見たことがありません。
では「どういう意味合いで言われているのか」という点について考えてみます。
例えば、明らかに勤務態度が悪くやる気を感じない人がいます。これでは周りにの風紀にも悪影響を与えてしまいます。その場合は「やる気がないなら帰りなさい。(あなたの仕事をやってくれる)代わりはいくらでもいます。」といった感じですよね。
この意味合いでは「言われて当然だ」と納得できます。
次に、任された仕事などに対してなかなか成果が出せず、上司や先輩に言われた場合です。成果を挙げられないことにただ、「(こんな仕事も出来ない)お前の代わりはいくらでもいる」と半ば八つ当たりのように、叱責しているかもしれません。実際そういう心無い上司はいるものです。
ただ、もしかしたら「あなたなら出来る」と期待を込め鼓舞する意味合いで言っている上司も中にはいるかもしれませんよね。
代わりはいくらでもいる= 誰でもできる
結論、「代わりはいくらでもいる」というのは、実を言えば「誰でもできる」ということです。「自分じゃないといけない理由がない」という部分をどう捉えるかってことです。
私はこの捉え方を真剣に考えすぎて、だんだんと笑えてきてしまい最後には考えていたことがバカバカしくなっていました。なぜなら誰でもできる内容や仕事なら、わざわざ自分らしさを出してこだわる必要がない。と思ったワケです。
決していい加減な意味ではありませんが、おそらくこの言葉に傷ついてしまう多くの人は基本的に真面目で、仕事に対して誠実な人なんだと思います。
(自分の経験も踏まえているので言うのもなんですが w )
かつて私は「代えのきく仕事だからこそ、代えのきかない人材になろう」と思っていました。これは個人のモチベーションとしては非常に重要なマインドです。今でも人にものを教えるときは合わせて伝えています。
ただあくまで個人のモチベーションの話であって、人間性の評価はされるかもしれませんが、仕事の成果とは直接結びつかないんですよね。
だから代わりがいくらでもいる仕事に対しては、深く追求したりこだわる必要はないんです。
そう割り切って捉えると、もしかしたら上司の言葉には「こんな誰でも出来る仕事でつまずいてないで、あなたにしか出来ない仕事が他にあるんだよ」と鼓舞してくれている意味合いが隠されているのかもしれません。
あなたは「変わらなくていい」唯一無二の存在
最初に当たり前のことを言いますが、あなたという存在に代わりはいません。
恋人や家族、友人の中であなたの代わりなど務まる人が他にいるワケがありません。
あなたという存在はすでにいるだけで、周りにとって唯一無二なんです。
ですから「会社という狭い世界」の中で本来の自分から変わろうとしないでください。ここで変わるというのは「代わりはいくらでもいる」人間と同じになるということです。
「代わりはいくらでもいる」と言われると、自分はそこにすら至ってない程度の低い人間だと錯覚してしまいますが、それは間違いです。そこで職場などの環境に合わせて自分を変えてしまうと、あなたの個性を見失ってしまいます。
それは、あなたも誰かの「代わり」になるということです。
自分という「個人」がいなくても会社という「組織」は回ります。だって代わりはいくらでもいますから。
でも自分という「個人」の代わりはいくらもいません。
だから間違った方向で変わろうと無理をして、いつしか個性を見失い本来の自分がわからなくなってしまってはいけないのです。
今のままでも十分に、あなたは「変わらなくていい」唯一無二の存在です。
もしも傷ついた時は「自分を大切にする」
もし「あなたの代わりはいくらでもいる」という言葉に傷ついたとしても、決して「代えられないようにしなきゃ」などともがいたりしないでください。
そのときに自分ができる最大限のことは「自分を大切にする」ことです。
これは自分にしか出来ないことです。
「代わりはいくらでもいるんだから、よかったよかった。」と思えるくらい肩の力を抜いて楽になってください。
「自分を大切ににする」こと
「変わらなくていい」ということ
忘れないでください。
今回も最後までお付き合いいただき
アナタのライフスタイルが少しでも豊かで幸せになりますように。