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みなさんいかがお過ごしですか?
どうも、ライフハック NEWS マガジン balance. 編集長のりーだー (@acreative00) です。
あなたは目標を立てるとき、どこまで先を見据えますか?
自分の実力に見合った計画や設定をしていますでしょうか。
私は目標の立て方が下手くそだったせいで、達成しても燃え尽き症候群のように
やる気を見出せなくなったり、挫折や失敗をたくさん経験しました。
今回お伝えする情報や知識・知恵の分かち合いは
目標を達成するための考え方のお話
と題しまして、私の人生経験でもっとも痛感した実体験をもとに
あの頃の自分に伝えたいことを
あなたと共有していきたいと思います。
最後までどうぞお付き合いくださいませ。
目標は二歩「先のさき」くらい用意する
実力の少しだけウエを二歩「先のさき」くらいまで用意します。
自分ができる範囲だけで決めてると、その先の向上心が保てなくなります。
「案外うまくいったな。」とそこで慢心してしまい、そこからもう一度目標を立て直すことに腰が重たくなってしまいます。
一度終わらせたことを続きから始めるのは面倒くさいです。
またやるのか、、、ってなっちゃいます。
目標設定は「先のさき」を用意しておきつつ、その過程の小さい目標を通過点としてクリアしていきます。
そうすることで向上心が継続しますし、期待以上の結果になります。
小さな目標をコツコツと達成し成功体験を積み上げましょう。
私は美容師として上京を目指したとき、表参道や青山、原宿といった場所の有名な美容室で働くのが目標でした。
就職活動は履歴書を出してから、面接までこぎつけるのは大変でしたが、なんとか業界や世間でも、有名店と呼ばれる美容室に就職できました。
ですが、「表参道や青山、原宿の有名店で働く」という目標までしか考えていなかった私は目標を達成した後、いわゆる燃え尽き症候群になりました。
実際に勤めてから先の目標を考えられなかったのです。
就職できたことに満足してしまい、それ以上のモチベーションを維持できませんでした。
非現実的で「いやムリっしょ」と思う設定はしない
せっかくの入社できた有名店なので、なんとしてもすがりつこうとモチベーションを維持するために、私は「トップスタイリストになる」という目標をたてました。
ですが現場で働くうちに、そのレベルの高さに
トップスタイリストになるなんて夢のまた夢で、現実的に考えて「いやムリっしょ」と思って諦めてしまいました。
田舎から出てきた私は、最初からあまりにも非現実的な目標を設定したおかげで、身の程を知り早くに挫折をあじわいます。
自分に自信がなくなり、可能性を信じてあげられませんでした。
結果、自分なりには人生をかける努力をした(つもり)で、やっとの思いで入社した有名店を1ヶ月であっけなく退職してしまいました。
目標設定の仕方がとても大切です。
私の上京物語はコチラをお読みください↓
PCスキルゼロの初心者がワードプレス でブログを始めました
長期目標を大きくしすぎない
目標設定には、長期・中期・短期というプロセスで設定するのがよいことは、ビジネス書などでもよく耳にします。
ただ長期目標をあまりにも大きすぎる設定にしてしまうと、中期・短期目標も総じて達成が大変になってしまい、結局プロセス全体が計画倒れしてしまいます。
一時的にモチベーションが高まりアドレナリンが溢れ、身の丈以上の目標を掲げてしまいがちです。
実際にオーブリー・ダニエルズ氏という心理学者の実験では、大きすぎる目標を設定したとき達成率は10%にも満たず、かえってやる気がなくなり逆効果となった結果がありました。
デューク大学の2011年の論文では「業績が低い企業ほど大きな目標を立てたがる」とまで言わしめています。
ハーバードビジネススクールでも大きすぎる目標を立てることを否定してます。
とはいえ、ものごとを進めたりステップアップするには必要なので
短期から長期目標の振り幅を広げすぎないイメージが大切です。
目標は曖昧なくらいでちょうどいい?
これは賛否両論です。
前述では大きくしすぎないということをいいましたが、今度は具体的にしすぎないということです。
曖昧なくらいで留めておくことで、その時々に応じた柔軟性をもってステップアップしていきます。
長期目標を具体的にガチガチに固めてしまうと、達成までのプロセスに強迫観念が生まれ、視野や選択肢が狭くなってしまうのです。
たしかに目標にたどり着くまでに無理をしすぎて、かえってストレスを抱え込み目標の本質から遠ざかってしまうことは多々あります。
私は美容師として続けていくうえで、「テレビに出たり芸能人をたくさん担当して有名なカリスマ美容師になる」という大きく具体的な目標がありましたが、やればやるほど道のりの遠さに挫折と絶望を繰り返しましたw
結果、自分に才能がないと自信を失い、美容師そのものを続けるモチベーションを失くしてしまいました。
小さな失敗につまづくたびに「この程度なんだな」と自己否定の連続です。
今考えると、もっと気楽に「そうなったらいいな」くらい曖昧に考えていたら、美容師として違ったやりがいを見つけ、続けていたかもしれません
具体的で大きすぎる目標設定をしたせいで上手くいかず、せっかくのやりたいことや才能を諦めてしまうことはもったいないです。
今もしも挫折して諦めてしまいそうなことがあったら、もう少し自分に寄り添って方向性を考え直してみるのもいいかもれません。
諦めなくて全然OKです。
「今やりたいこと」に全力で集中する。
大きな目標を立てずに成果をあげるために行う、具体的なプロセスが一つあります。
あなたが情熱を傾けてることや「今やりたいこと」に全力で集中することです。
わりと単純で意外にシンプル。それだけかよ って感じですw
大きな目標を設定しても、日々のやることは同じことの繰り返しで、いきなり状況が一変して充足するということは実際あまりありません。
一日一日コツコツと全力で集中することで、「明日は今日よりもっとココを上手くやりたいな」など次につながる課題が具体的に見つかって、小さくてもより生産性が高いというものです。
最終的にその積み上げが、当初大きすぎる目標としていた結果にもつながっていきます。
目標達成や成功に向けてのプロセスは至って地味です。
私が美容師として大成できなかったのは、その表向きの華々しさに夢や憧れを抱きすぎて、目標設定を大きくしたために、裏側にある現実に向き合えず地道な努力を積み上げられなかったからです。
大きな目標を持つことは素晴らしいことです。子供の頃からそう教わってもきました。ですが、強すぎる憧れや夢はときとして現実とのギャップにあなたを惑わせます。
その必要以上の期待値が人生攻略の難易度を上げて、気がつけば自爆モードに突入します。
あなたが「好きなこと」や「やりたいこと」をもっているなら、目標達成や見返りなど今は求めず、シンプルに情熱を傾けて全力で集中するべきです。
コツコツと一日づつ積み上げていきましょう。
まとめ 「時代にあった目標の立て方」を見つけていく
私が子供の頃は「大きな目標を持ちましょう」と教わってきました。
ですが研究が進み、時代も変化することで目標達成や、成果効率に対する考え方もより合理的に変わっていくのかもしれません。
極論だと「目標設定なんていらない」とまで言いきる人や考え方もあります。
これにはまだまだ賛否両論です。
私の場合は「達成できなかったときの恐怖心」から逃げ回って、あまり目標を人生で立てて来なかったタイプです。
それはそれでラクでしたが、ときには何となく自堕落に感じたり、充足感にかけることもありました。
私の結論では程よい感じの目標は人を成長させてくれると思います。
大きすぎてもダメ、小さすぎては意味がない。
実力よりちょっとウエの目標を二歩「先のさき」くらいまで用意しておく。
短期から長期への振り幅のバランスが大切です。
これから将来は職業も変化していきます。おのずと従来の目標の立て方も変化していくでしょう。
「目標をもつ」ことに関しては、様々な価値観がありますが
「時代にあった目標の立て方」が本質になってくると思います。
私のお話は ” 参考程度に ” お役立てになれば幸いです。
今回はこのへんで。
最後までお付き合いいただき
アナタのライフスタイルが少しでも豊かで幸せになりますように。